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スタッフおすすめ商品 & お知らせ

2021/01/14 17:04



昭和初期から受け継がれる赤絵の椿が美しい 蔵珍窯〔ぞうほうがま〕特集


明けましておめでとうございます。季節のテーブル器百選です。
2021年最初のブログです☆横浜セラミーチェを本年もよろしくお願いいたします。

新年にふさわしい、岐阜県多治見市にある窯元「蔵珍窯(ぞうほうがま)」の器をご紹介いたします。


蔵珍窯は、昭和初期から受け継がれる大変貴重な赤絵原料で描かれた器が最大の魅力です。

赤絵は、弁柄(べんがら・酸化鉄顔料)と呼ばれる原料を千日かけてしつらえているそうです。はおばあさんが手作業でじっくりと原料を練って絵の具を作っていたそうです。

かつてはその際に古いお茶を入れて摺っていたそうですから、小学生の時の習字の授業を思い出しました。墨を準備するのに、墨汁をつかわずに、墨をすずりとと水で摺るとなかなか時間がかかって色も濃くならなかったりしたなあなんて。。。今はこの工程は手作業ではしていないそうなのですが、機械化してもしっかり千日時間をかけて絵の具を仕込んでいるそう。驚きですね!



そして、熟練した職人が一つひとつ模様を描きます。千日間かけて摺る赤絵の具は焼成後、なめらかで落ち着いた深い赤色となります。この器は丁寧にご使用いただくと、表面が摩耗され、さらに美しく鮮明な赤に育っていくとのこと。そんな時の流れも一緒にお愉しみいただけましたら嬉しく思います。

12月に大変ご好評いただきました深小皿。季節のお料理とステイホームのテーブルに取り入れていただけたら幸いです。






ロクロで飯碗を制作している風景








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